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32歳・男性
徳田さん(仮名) ― ネットカフェで迎えた朝
部屋を出た日のこと
ひとやすみ
どのような状況でしたか?
徳田さん
家賃が払えなくなり、住んでいた部屋を出ることになりました。荷物をまとめて出たとき、
「ここにも、もう戻れないんだな」
と思って、しばらくその場から動けませんでした。
友人を頼ることも頭をよぎりましたが、「これ以上迷惑はかけられない」と思い、誰にも頼れず、ネットカフェで生活するようになりました。
ネットカフェでの日々
ひとやすみ
ネットカフェでの生活はどうでしたか?
徳田さん
狭い個室で横になっても、
ほとんど眠れませんでした
。「これからどうなるんだろう」という不安が頭から離れなくて、気づけば朝になっている日が続きました。
支援を受けて
ひとやすみ
どのような支援を受けましたか?
徳田さん
生活保護の支援を知って、思い切って相談しました。申請にも一緒に来てもらい、病院にも付き添ってもらい、住まい探しまで支えてもらいました。
住む場所が決まり、初めて自分の部屋で布団に入った夜、電気を消して横になった瞬間、張りつめていたものが一気にほどけて、気づいたら涙が出ていました。
「ちゃんと眠れる場所がある」
――それだけのことが、こんなにも安心できるんだと初めて知りました。
「今日をどうやって乗り切るか」だけで精一杯でした。でも今は、「これからどうやって生きていこうか」と考えられるようになっています。
徳田さん(仮名・32歳)
ひとやすみしましょう
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